Q.

MarkDown で表内で改行したい場合はどうすればいいですか?


A.

Markdown の表内でセル内改行を行うには、以下の方法があります。


✅ 一般的な対応方法

方法1:HTML の <br> タグを使う(最も確実)

| 項目 | 説明                     |
|------|--------------------------|
| A    | 行1<br>行2<br>行3        |

表示結果:

項目説明
A行1
行2
行3

※多くのMarkdownパーサー(GitHub, Hugo, VSCode, Obsidian など)で動作します。


方法2:2行目の先頭にスペースを入れて 改行風に見せる(非推奨)

| 項目 | 説明                  |
|------|-----------------------|
| A    | 行1  
       行2                  |

※多くの環境で うまく改行されないことが多い ので非推奨です。


🚫使えない方法

  • バックスラッシュ \n\\ を使っても、Markdownの表では改行になりません。

📌補足

  • Markdownの仕様では「表内セルは1段落として扱う」ため、純粋なMarkdown構文だけでは改行できません。
  • そのため、HTMLタグ <br> の併用が事実上の標準です。

必要であれば、特定のMarkdownエンジン(たとえばHugo, Pandoc, Obsidianなど)での挙動もお調べできます。使用環境は何ですか?


Q.

表内で中央寄せする場合は?


Markdownの表内で中央寄せを行うには、以下の方法があります。


✅ 中央寄せの方法(標準Markdown準拠)

方法:列の区切り線で : を使う

| 項目 | 中央寄せ列       | 通常      |
|:----:|:----------------:|-----------|
| A    | 中央に寄っています | 左寄せです |
| B    | こちらも中央     | 通常のまま |

表示結果(GitHubなど多くの環境で)

項目中央寄せ列通常
A中央に寄っています左寄せです
Bこちらも中央通常のまま

🔍 具体的な記号の意味

  • :--- → 左寄せ(デフォルト)
  • :---:中央寄せ
  • ---: → 右寄せ

🚫 注意点

  • 一部のMarkdown環境では無効な場合もある(例:古いバージョンのHugo、Jupyter Notebook など)
  • その場合は HTMLタグで囲って中央寄せにする必要があります:
| 項目 | 説明                              |
|------|-----------------------------------|
| A    | <div align="center">中央寄せ</div> |

Markdownをどのツールやサービス(例:Hugo、GitHub、Obsidian、Notion など)で使っていますか?その環境に合わせた最適な方法も案内できます。