Q.
1枚のイラストのキャラクターを動かして動画にできるサービスを、その特徴とともに教えてください。
A.
1枚のイラストからキャラクターを動かして動画にできるサービスには、以下のようなものがあります。それぞれの特徴もあわせて紹介します。
1. Live2D Cubism
- 特徴:
- 2Dイラストをパーツごとに分け、モデリングして動きをつけるソフト
- イラストの表情や体の動きを細かく制御できる
- VTuberのアバター制作やゲームキャラクターにもよく使われる
- 対応デバイス: Windows / Mac
- 料金: 無料版あり(機能制限あり)、有料版(Pro版)もあり
2. Spine
- 特徴:
- 2Dイラストを骨組み(リギング)で動かすアニメーションソフト
- ゲーム用の2Dキャラクターアニメーション作成に特化
- パーツ分けしたイラストが必要
- 対応デバイス: Windows / Mac / Linux
- 料金: 有料(Essential版 $99、Professional版 $299)
3. Adobe Character Animator
- 特徴:
- 1枚のイラストから、表情や動きを自動的に検出してアニメーション化
- Webカメラやマイクを使って、リアルタイムにキャラクターを動かせる
- Adobe製品との連携が強力
- 対応デバイス: Windows / Mac
- 料金: Adobe Creative Cloudのサブスクリプション(無料体験あり)
4. D-ID
- 特徴:
- AIを使って、1枚のイラストから自動的に顔の動きを生成
- 口パクや目の動きなどを簡単に追加できる
- AI技術で高品質なアニメーションを生成
- 対応デバイス: Webベース(ブラウザで利用可能)
- 料金: 有料(無料プランあり)
5. Ebsynth
- 特徴:
- 静止画を元に、動きを加えたアニメーションを生成
- 既存の動画の動きをもとに、1枚のイラストを動かせる
- 手書き風のアニメーションに向いている
- 対応デバイス: Windows / Mac
- 料金: 無料
6. DeepMotion Animate 3D
- 特徴:
- AIを使って、1枚のイラストを動かすモーションキャプチャー技術
- 3Dキャラクター向けの技術だが、2Dアニメーションにも応用可能
- 手軽に動きを付けられる
- 対応デバイス: Webベース
- 料金: 無料プランあり(機能制限あり)、有料プランもあり
どれを選べばいい?
- 細かくキャラを動かしたいなら → 「Live2D Cubism」や「Spine」
- 手軽に顔の動きをつけたいなら → 「D-ID」や「Adobe Character Animator」
- 手描きの風合いを活かしたいなら → 「Ebsynth」
- AIで自動的に動かしたいなら → 「DeepMotion Animate 3D」
もし具体的な用途が決まっていれば、それに合ったツールをおすすめできます!