Q.
個人または会社のポートフォリオを作成するときにどのような項目を入れればよいか、その要件をまとめてください。
A.
はい、個人・会社問わず、ポートフォリオを作成する際に盛り込むべき「基本要件」を整理しておきますね。
■ ポートフォリオに入れるべき要件まとめ
1. 基本情報
- 名前(または会社名)
- ロゴ(あれば)
- キャッチコピー(端的に自分たちを表す一文)
- 連絡先(メールアドレス、SNS、問い合わせフォームリンクなど)
- 所在地(会社なら必須、個人なら任意)
2. プロフィール/会社概要
- 自己紹介(または企業紹介)
- これまでの経歴・沿革(ざっとでOK)
- 使命(Mission)、ビジョン(Vision)、価値観(Values)など(特に会社の場合)
- 受賞歴・メディア掲載実績(あれば)
3. サービス・スキル紹介
- 提供しているサービスやスキルの一覧
- 得意領域、強み、専門性
- 使用可能なツール・技術(例:Photoshop, Python, SEO戦略 etc)
- 対応可能な業務範囲(例:企画から運用まで)
4. 作品・実績紹介(メインコンテンツ)
- 代表的なプロジェクト/制作物(画像・動画・リンク・PDFなど)
- それぞれに簡単な説明文(担当範囲、工夫した点、結果など)
- 実績が少ない場合は「仮想プロジェクト」や「自主制作作品」でもOK
5. クライアント・パートナー紹介(あれば)
- 取引先一覧
- 実際のクライアントワーク例(※許可を得て掲載)
- クライアントからの推薦コメント(Testimonial)
6. ワークフロー・仕事の進め方
- 相談から納品までの流れ
- 制作期間の目安
- 料金プランや参考価格(公開可能なら)
7. ブログ・コラム・お知らせ(任意)
- 専門知識や考え方を発信する記事(信頼性アップ)
- 受賞やイベント参加のお知らせ
- リリース情報など
8. コンタクト案内
- お問い合わせフォームへのリンク
- SNSリンク(X、LinkedIn、Instagramなど)
- 電話番号(必要に応じて)
■ 作成時のポイント
- ターゲットを意識(誰に見てもらいたいか)
- 視覚的にわかりやすく(見た目も重要)
- 一貫性のあるデザイン(色・フォント・レイアウト)
- レスポンシブ対応(スマホでの見やすさも考慮)
もし希望があれば、
たとえば「デザイナー向け」「エンジニア向け」「コンサル会社向け」など、職種・業種別にさらに細かいサンプル構成も作れますよ!
どのパターンで掘り下げましょうか?✨
Q.
いくつかのサイトを運営している時は、ポートフォリオはそれぞれにあった方がいいですか?一つにまとめてもかまいませんか?
A.
すごくいい質問ですね!
結論から言うと、
ケースバイケースですが、基本はこの考え方が参考になります。
■ サイトごとにポートフォリオを分けた方がいい場合
- サイトごとのジャンル・ターゲットが大きく異なる
(例:片方はイラスト販売、片方は企業向けWeb制作) - 各サイトのブランディングを強く意識したい
- それぞれのサイト単体で独立して信頼性を高めたい
👉 この場合は、サイトごとに個別のポートフォリオを作った方が、
訪問者に「この人はこの分野のプロだ!」と感じてもらいやすいです。
■ 1つにまとめた方がいい場合
- サイト同士に関連性が強い
(例:どちらもクリエイティブ系で相互に作品紹介が可能) - 「個人の活動全体」や「会社全体」を一元管理したい
- サイトが増えても運用の手間を減らしたい
👉 この場合は、1つの総合ポートフォリオにまとめても問題ありません。
ただし、その中で「ジャンル別」「サイト別」などカテゴリ分けして見やすくしておくとベターです。
■ ざっくりまとめ
状況 | おすすめ |
---|---|
サイトごとの内容やターゲットが全然違う | 分ける |
関連している/個人または会社の統一イメージを重視する | まとめる |
とにかく管理の手間を減らしたい | まとめる(でも見やすくカテゴリ分け) |
ちなみに、
まとめた場合でも、「イラスト系サイトはこちら」「企業向けはこちら」とリンクを分けて誘導することもできます。
そのため、「一つにまとめる+必要に応じて枝分かれ」というハイブリッド型もよく使われます。
もしよければ、
「今運営しているサイトの内容・ターゲット」を教えてくれたら、
具体的にどう整理すると良さそうか一緒に考えますよ!やってみます?✨