Q.
画像ファイルのIPTC Coreの必要項目(タイトル・キーワード・説明)のみを簡単に書き換える方法はないですか
A.
画像ファイルのIPTC Coreの主要項目(タイトル・キーワード・説明)だけを簡単に書き換えるなら、次のようなツールが手軽でおすすめです。
推奨ツール(無料で簡単なもの):
Adobe Bridge(無料)
Adobeの無料ソフトで、画像の管理に特化しており、タイトル、説明、キーワードをまとめて簡単に編集できます。- 複数画像をまとめて処理可能
- 視覚的に簡単な操作
ダウンロード先:
Adobe Bridge公式サイトXnView MP(無料)
高機能な画像ビューア兼管理ソフトで、画像を選択し、タイトルや説明、キーワードを一括で書き換えることができます。- 軽量で動作が速い
- シンプルな画面設計
ダウンロード先:
XnView公式サイト
Webベースの方法(ブラウザで完結):
Photopea(無料のオンライン画像編集ツール)
オンラインでIPTC情報を編集できますが、一度に1枚ずつの編集となります。使用方法:
- PhotopeaのWebサイトを開く。
- 画像を開き、メニューの
ファイル → ファイル情報
から、タイトル、説明、キーワードを入力し保存。
大量の画像をまとめて効率よく処理する方法(自動化):
ExifTool(無料・上級者向け)
コマンドラインツールですが、大量画像の一括処理が最も得意です。コマンド例:
exiftool -IPTC:Headline="タイトル" -IPTC:Caption-Abstract="説明文" -IPTC:Keywords="キーワード1,キーワード2" *.jpg
ダウンロード先:
ExifTool公式サイト
おすすめの方法:
- 簡単で直感的な操作を望むなら Adobe Bridge または XnView MP
- オンラインのみで手軽に行いたいなら Photopea
- 大量ファイルの一括処理がしたいなら ExifTool
以上のいずれかが使いやすく、手軽に画像ファイルのIPTC Core情報(タイトル・キーワード・説明)を書き換えられます。
Q.
複数のキーワードの区切りは「,」「;」のどれが一般的ですか
A.
IPTCキーワードを複数設定する場合の一般的な区切り記号は、「カンマ(,)」です。
具体的には次のようになります:
- キーワード1, キーワード2, キーワード3
各ソフトウェアでの対応例
- Adobe Bridge: カンマ(,)で区切ると自動的に別々のキーワードとして認識されます。
- XnView MP: カンマ(,)区切りで問題なく認識されます。
- ExifTool: カンマ(,)で区切って指定できます(例:
"key1,key2,key3"
)。
「セミコロン(;)」の扱いについて
- 一部ソフトウェア(特にWindows環境)では「セミコロン(;)」をキーワード区切りに使用することがありますが、一般的・国際的には「カンマ(,)」の使用が標準です。
- IPTCの公式ドキュメントや業界標準のツールでは「カンマ(,)」を採用しています。
推奨する方法
混乱を避け、互換性を保つためには、 カンマ(,)で統一することを推奨します。