Q.

ホームページ作成で収益をあげられないか考えています。一番ベーシックなプランを以下のようにして、サブスクリプションで料金を受け取るようにすると、月単価いくらくらいの値段設定にするのが妥当でしょうか。
・用途はクライアントの店舗・会社の紹介(広告や名刺を作る際の連絡先として)
・hugoで静的サイトを作成(3~5ページ)
・サーバーは自社のサーバーを使う
・ドメインはあらかじめ取得してあるドメインのサブドメインを使う
・更新は月一回程度(更新にかける時間は30分~1時間)
・店舗の写真・商品の写真はクライアントから提供してもらう
・制作費は別に設定


A.

このような ホームページ作成+簡易運用サブスクリプションサービス において、提供内容と運用コストから見て、月額サブスクリプション料金の目安は 3,000〜5,000円程度 が妥当です。


🔍 理由と内訳の分析

含まれるサービス

  • 静的サイト3〜5ページ(初期制作費は別途)
  • 自社サーバー利用(ホスティング費用込み)
  • サブドメイン提供(独自ドメインではないため手間・コスト軽減)
  • 月1回の軽微な更新(30分〜1時間程度)
  • 写真素材はクライアント支給(撮影不要)

📉 クライアント側のニーズと支払意思

  • 「名刺代わり」「信頼感のためのページ」として見ると、ランニングコストは安く抑えたいと考える層が多い。
  • ただし、完全無料のGoogleマイビジネスやSNSとの比較で「ちゃんとしたURL+見やすい構成」に価値を感じる層も存在。

💰 月額料金モデルの目安

プラン内容想定価格帯備考
ライトプラン月1回更新、メールでの連絡対応、保守込み¥3,000〜¥4,000/月多くのスモールビジネス向け
スタンダード電話対応も可、内容更新が複雑でも対応¥5,000〜¥7,000/月飲食やイベント業など、情報が頻繁に変わる業種向け
プレミアムSNSとの連携やSEO支援含む¥10,000〜/月高付加価値プランとして別枠で用意可

💡 提案:オプションで柔軟に

  • 「月1更新まで無料、2回以上なら1回ごとに+1,000円」
  • 「SSL証明書の有無(Let’s Encryptならコストゼロ)」
  • 「アクセスレポート(月1レポートで+1,000円)」など、追加オプション課金で収益の安定化が可能です。

🧮 利益感の試算(例:月3,000円で10社運用)

  • 月額売上:30,000円
  • 自社サーバー利用で固定費が抑えられるため、10社でも月2〜3時間の更新作業で済む
  • 作業工数が少なく、ある程度の数を管理することでスケーラブルに利益が見込める

ご希望があれば、このサービスの提案書テンプレートや営業用資料のたたき台もお手伝いできますよ!どの業種を対象にするかで微調整もできます。


Q.

ありがとうございます。こういう値段設定の場合、クライアント側から要請がなく更新しない月でも特に値段設定自体は変えないようにしていても問題ないのでしょうか


A.

はい、「クライアントから要請がない=更新がない月」でも月額料金を変えずに維持することは、まったく問題ありません。
むしろ、業界的にも一般的な形です。


✅ なぜ変更不要なのか(理由)

  1. サブスクリプション=「保守・管理の対価」

    • 月額料金は「更新作業の対価」だけでなく、
      • サイトの表示確認・死活監視
      • サーバー運用・SSL更新・セキュリティ対策
      • メール問い合わせ対応
      • データバックアップ
        などを含めた「安心・安定の提供」に対して支払われているとみなされます。
  2. ジムやサブスク制アプリと同じ

    • 「使ってない月も支払う」のがサブスクの基本構造。
    • 利用がなければ「契約を見直す」対象にはなりますが、それは顧客側の判断。
    • 提供側が月々の手間に応じて価格を上下させるのは運用管理が煩雑になりすぎるため、通常はやりません。
  3. 逆に「更新があった月にだけ請求」だと…

    • 更新がなくなったとたん、顧客が「もう契約しなくていいや」となりやすい。
    • 更新要請を渋る顧客も増えてしまう。
    • 契約の継続性が大きく損なわれる。

🔖 クライアントへの説明例(文面にも使える)

本プランの月額費用には、サイトの更新作業だけでなく、保守・表示確認・セキュリティ対応・サーバー利用料など、常時稼働・安定運用のための諸コストが含まれております。
更新依頼の有無に関わらず、定額でのご提供となりますのでご安心ください。


💡補足:納得感を上げる工夫

  • 月1で「更新がなかった場合でもサーバー動作や表示確認を行っております」と簡単なレポートを送る。
  • 「月1までの更新を含む」旨を契約時に明示しておく。

まとめると、更新がなかった月でも料金を変えないのが標準的ですし、その前提でビジネスモデルを組むことが成功のカギになります。

必要なら契約書ひな型や利用規約の草案も作成できますよ!


Q.

初期の制作費用はいくらくらいにするのが妥当ですか?初契約時に6か月や1年以上の契約を条件とし、サブスク料金に含めてしまうことも行われていますか?


A.

とても良いご質問です。
初期費用(制作費)とサブスクリプションの関係については、実際のWeb制作業界でもさまざまなスタイルがあります。以下に「制作費の相場感」と「サブスク化の考え方」を整理してお伝えします。


💰 初期制作費の目安(静的サイト 3〜5ページ)

内容価格帯の目安備考
テンプレートベース(Hugoなど)¥30,000〜¥50,000デザイン・構成は共通フォーマット、修正は最小限
セミオーダー¥50,000〜¥100,000トップページだけ多少カスタマイズ、下層はテンプレート
フルカスタム(デザイン含む)¥100,000〜¥200,000〜写真加工、イラスト、UI設計込みなど

※ヒアリング・構成提案・仮デザイン作成の有無でも変わります


📦 制作費込みのサブスク契約(初期費ゼロモデル)

✅ よくあるパターン:

  • 「初期費用無料 or 格安(1万円以下)」
  • 「契約期間6ヶ月〜12ヶ月以上」を条件に
  • その間の解約は違約金あり(例:残月分の支払い義務)

✅ メリット(顧客視点)

  • スタートコストを抑えられる(導入ハードルが低い)
  • サービスの継続を前提としたプランなので安心感がある

✅ メリット(提供者視点)

  • 長期契約で売上予測が立てやすい
  • 顧客の「とりあえず作るだけ」のニーズを減らし、継続的な関係にしやすい

💡 初期費 vs サブスク化:判断のポイント

条件向いている方式
小規模店舗・低予算「初期費ゼロ+1年契約」サブスクモデル
しっかり予算が取れる企業「初期費用+月額保守」モデル
途中解約のリスクを減らしたい長期契約前提にして、途中解約は残額請求と明記
収益を安定化させたい「分割型サブスク」モデル(例:初期費用6万円→月額+1,000円×12ヶ月で回収)

📝 提案例:料金モデル案(Hugo静的3〜5pサイト)

📌 プランA:標準制作+月額

  • 制作費:¥50,000(初回のみ)
  • 月額:¥3,000(保守・月1更新込み)

📌 プランB:初期無料+12ヶ月契約

  • 初期制作費:¥0(または ¥10,000)
  • 月額:¥5,000(12ヶ月契約必須)
  • 途中解約時:残月分の支払い

📄 利用規約・契約書への記載例(簡易)

「初期制作費用無料プラン」は、12ヶ月以上の継続利用を条件とし、途中解約の場合は残月分の料金を一括でお支払いいただきます。


必要があれば、このモデルに基づく見積書テンプレートや契約書ひな型もお作りできます。
具体的に何件くらいを想定されているかによって、さらに収益計画のご相談も可能です。